サイトアイコン 初心者の頃に会いたかったFXの学び場

【出来高】本物のブレイクアウトの見極め方

こんにちは。
ICHIHIROです。

今回は、1時間足以上のブレイクアウトの見極め方の一例をご紹介します。

相場には、ブレイクアウトの『だまし』と呼ばれる動きがあります。
そして、だましの後には、その逆の動きをしやすい、トレンド転換のきっかけとなります。
以下のチャートは、分かり易いだましとトレンド転換、逆へ動く相場となっています。

4時間足 ユロドル
このチャートは、トレンド後のレンジという相場環境です。
ピンク□部分が、だましとなっています。
リアルタイムでは、直近高値を超えて、陽線となっているでしょう。
しかし、終値が決まる4時間後では、ピンバーとなっています。
短期足でブレイクアウト手法を利用した方が全員損切になっています。


4時間足 ユロドル
だましの後の、レンジ下限を突破しトレンド転換、ブレイクアウトする相場です。(1枚目のチャートの続き)
今回は、陰線が確定していますが、これもだましとなる場合もあります。
その判断は、さらに長期足の日足、週足、月足にもよりますが、
ある程度確かな指標となるものが『出来高』になります。

出来高チャート(先物)

出来高のデータはこちらのCMEのサイトから

表の見方は簡単です。
本物のブレイクアウトは、それまでよりも出来高が大きくなります。

ブレイクアウトする場合はいくつかのケースがあります。
①トレンド中のレンジブレイクアウト(同方向)
②レンジ中のブレイクアウト(両方向)
③トレンド転換のブレイクアウト(逆方向)

押し目/戻し目を作り、高値/安値を超えていく場合、レンジを形成しないのでトレンドフォローと呼ばれますよね。
レンジを形成した後に、高値/安値を超えるときブレイクアウトと呼ばれます。
つまり、レンジを形成している間は、ボラティリティと出来高が下がりある一定の値で推移します。その推移していた値が大きく振れた時が、高値/安値を超えてブレイクアウトした時になります。

まとめ
ブレイクアウトは、レンジを形成してから起きます。
その見極め方は、CMEの先物出来高である程度判断できます。
大事なのはチャートの値動きで、複雑にする必要はありませんが、この出来高はスイングトレードやポジショントレードで活きますので、是非ご参考下さい。



トレードを通じて共に成長していきましょう。

モバイルバージョンを終了