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副業・フリーランスの方必見【個人事業主】申請すべき収入ライン  メリット・デメリット

こんにちは。
ICHIHIROです。

今回は、フリーランスの方、会社員で副業をされている方へ
「個人事業主」として届け出を出すメリット・デメリットを比較しました。

 

個人事業主として申請を行うライン 所得50万円

 

年間所得20万円以上で、確定申告が必要になります。
個人事業主として申請を行うラインとしては、青色申告でメリットが出てくる年間所得50万円以上と考えてください。

 

法人化と個人事業主の収支ライン 年商1000万円

 

ざっくりと年商1000万円以上あれば、法人化をする方がお得です。転売であれば、年商1000万円は簡単に到達できるので、転売で法人をつくりビジネスを始められる方は比較的多かったのではと思います。

個人事業主と法人の違い

  個人事業主 法人
開業・設立手続き 開業届を出すだけ(0円) 定款作成・登記が必要
(約6〜25万円)
事業の廃止 届出を出す 解散登記、公告等が必要
(数万円かかる)
税金 経費に認められる範囲が狭い 経費に認められる範囲が広い(経営者への給与や保険料等)。逆に赤字でも法人税の均等割7万円。
赤字の繰越 3年(青色申告の場合) 9年
信用 低い 高い
(取引相手、採用候補者)
会計・経理 個人の確定申告(簡単) 法人決算書・申告(税理士が必要なことが多い)
生命保険 所得控除 全額経費
社会保険
(従業員分含む)
会社負担分なし(5人未満の場合) 会社負担分あり

個人事業主のメリット・デメリット

メリット
青色申告ができる

デメリット
確定申告が手間

メリット【青色申告ができる】

 

①控除

青色申告では帳簿の付け方により、 10万円控除か65万円控除かを選択できます。

②純損失の繰越し控除

赤字を3年間繰り越せる。
例えば、開業し事業用の車を300万円で買ったとします。黒字額が100万円だとすると通算-200万円となります。この-200万円を翌年、翌々年に繰り越せるのです。
事業を始め、高価なモノを買う場合は、個人事業主として届けるといいかもしれません。

③経費 【青色専従者給与】

青色申告の場合は、税務署に届出をすることで一緒に生活をする配偶者などの家族に対する給料を経費にできます。(上限なし

④経費 【少額減価償却の特例】

1年以上利用する備品で10万円以上のモノはある期間にわたり減価償却を行わなければなりません。しかし、30万円未満のものを購入したときに全額費用にすることができます。適用上限は年間300万となっています。

⑤経費 【家事按分】

自宅兼事務所の家賃、電気代などの「家事関連費」は、家事按分をすることで、事業の経費に計上できます。仕事に係る部分だけなので合理的な割合を用いる必要があります。
家賃や電気代のほか、セミナー代、セミナー渡航費、商材代、コンサルティング代、車のガソリン代、保険料、インターネット代、電話料金なども可。
かなり幅広く、自分のランニングコストを把握することもできますので秀逸です。

デメリット【確定申告が手間】

青色申告では、損益計算書と貸借対照表の両方を作成し、決算書として毎年3月15日までに提出しなければいけません。また前述のとおり、必要帳簿類も増えるため、管理コストがかかってきます。
E-TAXがありますので、NTTのICカードリーダライタと事前申請が必要ですが海外在住者は帰国時に準備しておきましょう。

 

まとめ
個人事業主の届け出(無料)で、市役所に『開業届』を出すだけでおしまいです。青色申告が手間という方も、自分のキャシュフローを全て把握でき、「税金」に対してかなり深く学ぶことができるので、副業されている方、フリーランスの方で年間所得50万円以上ある方は絶対に個人事業主の届け出を出した方がお得です。トレーダーの方は、必ずしましょう!

 

トレードを通じて共に成長していきましょう。

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