確定申告【年収500万円モデル】専業トレーダーと副業トレーダー 税金から見る切り替え収益ライン
細かく数字で見ると専業トレーダーってなかなか遠いって感じるかもしれません・・・
感覚的に安定して月収100万稼げたら専業に切り替えてもいいと思います。
もしくは別の収入源で、生活に困らない所得が3年以上確約されてる人。
私は副業トレーダーを断然お勧めします。
サラリーマンとトレーダーという形でもよいですが、どちらも体験してみて私自身は、時間の制約が全くないビジネスとトレーダーが一番バランスが良いと体感しています。
今回は、基準として「年収500万円、会社員・自営業・専業トレーダー」
で比較したいと思います。
①会社員(配偶者なし)
年収500万 手取り390万円(税金109.5万円)
トータル税金 109.5万円
■税金(所得税、住民税)
■社会保険料(健康保険、介護保険、厚生年金(任意:国民年金))
税金 計38.3万円
【所得税 13.9万円】
所得税 課税対象
年収500万円 ―所得税控除 263万円 = 237万円
(課税対象額 237万円 ×10% - 9.75万円 =13.9万円)
【住民税 24.4万円】
住民税 課税対象
年収500万円 – 住民税控除 258万円 = 242万円
(所得割 242万円 × 10% + 均等割 5000円 - 調整控除 2500円 = 24.4万円)
社会保険料 計71.1万円
【社会保険料】
71.1万円(年収500万円 ×14.22% = 71.1万円)
補足
給与所得の控除
年収500万円 × 20% + 54万円 = 154万円
住民税の控除
給与所得控除 154万円 + 社会保険料控除 71.1万円 + 基礎控除 33万円 = 258万円
所得税の控除
給与所得控除 154万円 + 社会保険料控除 71.1万円 + 基礎控除 38万円 = 263万円
②自営業(40歳以下・・介護分を除外、経費0)
年収500万 手取り331万円 税金168.79万円
税金トータル 168.79万円
■税金(所得税、住民税、個人事業税)
■社会保険料(国民健康保険、介護保険、国民年金)
税金 計87.63万円
【所得税】 36.65万円 (青色申告で基礎控除65万円)
【住民税】 40.48万円
【個人事業税*】 10.5万円
*個人事業税の公式
個人事業税 = 課税所得 × 税率 (税率は3%〜5%)
社会保険料 計81.16万円
【国民健康保険料】 61.65万円
【国民年金】 19.51万円
③FXトレーダー(国内口座利用)
年収500万 手取り319万円 税金181万円
トータル税金181万円
雑所得税20%(所得税15%、住民税5%)
税金 約100万円
社会保険料 約81万
国内口座の場合は、損失が3年繰り越せます。
海外口座の場合は、損失を繰り越すことができません。
海外口座は累進課税にもなっています。
経費申請できるモノが、間々限られますが、家賃は生活空間と分けて申請できますが、できて5割認められるか・・・・3割が無難なところです。
まとめ
サラリーマンと自営業 手取り60万円の差
サラリーマンと専業トレーダー 手取り72万円の差
自営業と専業トレーダー 手取り12万円の差
日本の社会制度は、サラリーマンを優遇しています。
学校・清掃・ゴミ回収・物流など、皆が起業してしまうと社会が成り立たなくなるからです。義務教育も同じように「サラリーマン」を量産するために「思考力」や「想像力」より「暗記」(指示通りの動き)をテストで優遇していますね。2020年現在は、少しづつフリーランス、スポットでプロジェクトチームを組むなど緩和されつつあると感じています。
さて・・・・
経費0だとこういう数値になります。純利益が多い場合、仕事場兼家の修繕費などで1000万の支出。その消費税100万円を利益から差し引くことができます。これが、自営業の強みですね。経費は賢く利用しましょう!!
経費の利用範囲についてはこちらの記事
【経費はどこまでOK?】知らないと損する副業の確定申告まとめ
年収500万円の会社員が専業トレーダーへの分岐点は、数値だけで見てしまえば、トレード年間収益488万円、月収40万程です。
メンタルの不可なく安定して収益を維持するためには、リスクを1トレード1%以下で抑えることが理想で、月利10~30%と考えています。月利20%を出せるトレーダーの場合、必要資金は200万となります。数字だけ見れば簡単ですね。
しかしながらトレーダーには、資金だけでなくトレードスキルと好調時・不調維持の状態を維持する為の自己マネジメントなどのスキルも必要になります。
追記 専業トレーダーの難しさ
確定した一定の収入がなく、資金が減る恐怖と苦痛
安定した収入がなくとも、リスクを取らざる負えないストレス
圧倒的な暇な時間と向き合わなければならない
私の師匠も、専業トレーダーなるなら月収200万が最低ラインとおっしゃっています。これが、専業トレーダーの本当の目安です。がっかりされたかもしれませんね。
だから私は、兼業トレーダーをお勧めしています!!
リスクも取れて収益も増えます!
仕事しながら月収100万稼げたら最高じゃないですか!!
ビジネスしながら+αの収入があったら、余裕が生まれ「他者」の為に仕事ができるようになります。
「お金」というしがらみから解放され、仕事では、「給与を気にせず働ける」、プライベートでは、「より相手が喜ぶこと」という視点を持ち易くなります。(私は、自分に余裕がないと他人の為に尽すことが難しいと感じています)
人生のフレーム
①金②やりがい③友人④異性⑤飲食⑥健康
①~⑥の内3つが満たされると人間は「幸福」を感じます。(2要素)
年収でいうと約500万円が基準になります。それは、500万円以上になると、年収1億と「幸福度」は変わらないからです。私の経験上、①⑥は必須だと感じています。ちょっと皮肉を言います。
マザーテレサは、ノーベル平和賞を授与していますが、彼女は「資産家の娘」です。つまり、お金に困っていない。加えて実業家の父も奉仕に熱心な方だったそうです。
非暴力非服従で有名なガンジー。彼はインドのカースト制度の中でも上位に当たる弁護士でお金持ちでした。1等車の列車でイギリス人にボコボコにされ1等車を追い出される迫害を受けたことをきっかけに、思想家になっています。
ポイントは、「自分のコップから溢れた水しか他人に与えられない」ということです。簡単にいうと、余裕がない人は、人に与える事ができない。これだけです。この余裕は、「①お金」から生み出すのが一番イメージしやすく簡単だと思います。
「資金が足りない」「今すぐお金が必要」
そういう理由でFXトレードに興味を持っているというメッセージを多く頂きました。その声に応えたいと思い私自身も検証に検証を重ね実践した
スキャルピング3ヶ月集中講座【Inception】を作り上げました。
その次のステップに、安定して資金を運用できるトレーダーとなって頂けるよう
トレーダー養成講座【Aim High】
「損得勘定」「お金の奴隷」になってはいけませんが、年収500万を超えるまでは、収入軸を作ることに集中すべきです。(人生フレーム考案者の京大卒加藤さんより)
FXトレードを通じて、【経済的成長】と【精神的成長】は両立できます!
人生の幸福度を上げるためにも、今自分が何を優先すべきか考えそしてすぐ行動に移す。コンフォートゾーンから抜けるには勇気がいりますが、成果が出るかは行動次第なんです。全てのはじまりは「ちょっとの好奇心と勇気」
本気でトレードを通じて「変わりたい・人生のステージ」を上げたい。
少しでも思っていただけた方、まずは無料レポートを一読頂きたいと思います。あなたのパラダイムを変えるきっかけになれば幸いです。
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PPS
『会社員の毎月安定した給与所得がない不安に打ち勝つことができますか?』
専業トレーダーを目指す前に、あなたのためにこちらの記事を読んで欲しいと思います。少々ハードルが高いかもしれませんが、専業トレーダーにどうしてもなりたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【専業トレーダーになる3つの条件】
トレードを通じて共に成長していきましょう。
いちひろ